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寒暖差疲労

院長 仲道


天気予報を見ると土曜日までは気温が高く、12月とは思えないほどの暖かさのようですが

日曜日から気温が下がり冷たい風が吹き、急に冬を実感する寒さになるみたいです。

季節の変わり目になると「体がだるい」「イライラする」

といった症状を訴える人が増えてきます。

これは大きな気温の変化に体がついていけない状態になっているのです。

私たちには体内環境を一定に保つホメオスタシス(恒常性)の仕組みがあります。

体温の維持には自律神経がかかわっており

気温が高くなると、血流を活発にし汗をかいて熱を発散することで体温を下げます

気温が低くなると、血流を滞らせ毛穴を閉じ体温を逃がさないようにします。

急激な気温の変化で自律神経が必要以上に活発になり

過剰にエネルギーを消費してしまい疲労の蓄積につながります

その結果

・頭痛、めまい、肩こり、冷え性、だるさ、食欲不振

・イライラ、落ち込みなどの精神的なダメージ

といった症状がみられる事があります。

鍼灸は首、肩、腰、膝の痛みやコリだけではなく

自律神経の調整にも効果があると言われています。

なんとなく調子が悪い時には鍼灸という選択肢を思い出してください。



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