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冬の過ごし方 ~ 黄帝内経(こうていだいけい) ~

院長 仲道

『黄帝内経(こうていだいけい)』は現存する中国最古の医学書で前漢代に編纂されたとされています。

前漢は日本で言えば弥生時代にあたります。

さすがにその時代の内容をすべて現代社会にあてはめるのには無理がある気がしますが

なかなかどうして、あなどれないものがあります。


さて、東洋医学では冬は「蔵」する季節とされています。

春に備えてエネルギーを蓄えていく季節という事でしょう。


先述の『黄帝内経(こうていだいけい)』によると

「冬は、早く眠りゆっくりと起き、心静かに過ごし、寒冷を避け温かく保ち、

また汗をかいて陽気を失われないようにするのが冬の季節に調和した養生法である。

もし、養生法に逆らって、気が動転したり、寒冷にさらされたりすると、

腎を傷害し、春になって手足が萎えて冷える」とされています。

しかし仕事もありますのでゆっくり起きる訳にはいきませんので

冷えないよう気を付ける、

まったく運動しないと血行が悪くなってかえって冷えてしまいますので

適度な運動で汗をかいたら汗冷えしないようすぐに拭くといった感じでしょう。

暦の上では春とはいえ、まだまだ寒いです

春に手足が萎えないようしっかり養生しましょう。


最近インスタグラム https://www.instagram.com/toshiaki_nakamichi/ の投稿ばかりで

こちらのBlogの更新が滞ってしまいました。

また気が向いたら更新しますので、たまにチェックしてみてください。




 
 

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