「Yurinはなんと読むのですか?」と聞かれることがあります。
「ゆうりんです」と答えると「ああ、油を掛けながら揚げるんですね」と・・・
油淋鶏(ユーリンチー)は好きですが、院の名前にするほどではありません。
という事で本日はYurinの名前についてお話します。
「Yurin」の名前の元になったのは「有隣」という言葉です。
『論語』に徳不孤必有隣(徳は弧ならず必ず隣あり)という言葉があります。
徳のある人(人格者)は孤立することなく必ず理解し協力する人が出てくるものである。という意味です。
残念ながら私は人格者ではありませんので
~だから「徳」を積んでいこうね。と続くわけです。
じゃあ「徳を積む」って一体何をするの?という話ですが
徳は自分を飾ったりする事ではなく
日々訪れる患者様に真摯に向き合い
一人一人の患いを救う事を続けていれば
おのずと身につくものだと思っています。
毎日の治療を積み重ねていくこと、
それこそが徳を積む事であると考えています。
ただ、こんな面倒なお話はすぐに忘れていただいて
当院には「ゆうじろうさん」も「ゆうこさん」もいませんが
「ゆうちゃん」のニュアンスで「ゆうリン」と呼んでいただければ幸いです。
Comments